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究極の予防は生涯、削ったり抜いたりしないで済む為の自己管理ができるよう検査と指導を繰り返し受けていただくことにあります。
予防歯科は日本ではまだまだ根づいておりません。理由は健康保険で安く治療が受けられる為、困らないと(痛い・腫れた)病院に行かない国民性にあると言われます。 日本では1本の歯の中のバイ菌を除去・改善治療に5回通って神経の代わりを詰めるまで20000円の1~3割負担に対してアメリカでは10万円かかります。だから日頃からかかりつけ歯科での検診と連携したサロンと呼ばれる衛生士が運営する施設でケアを予防として日頃から受けています。 小児歯科は、まず学校に歯科医師が出向いてチェックだけするのがあり得ないことです。「虫歯があるから歯医者に行きましょう」って紙を親に渡して実際、受診する割合って100%じゃないんです。「ママ、虫歯予防に歯医者に行きたい」って子供は言えませんよね。理解させるには早期の習慣化が重要です。親が嫌いな所に子供も行きません。では何故嫌いになったのでしょうか? 症状が出てから痛い思いをしたからじゃないですか?症状が出ないようにするには?受け入れる医療機関も来院しやすい環境を整える努力が必要だと思います。 近年、厚労省も予防医療を重視する見解を示してはいますが、高齢化し膨らむ医療費抑制が目的で医療先進国での予防医療政策にはまだまだ遅れているのが現状です。 我々、医療機関が医療の予防の重要性を認知してもらえるように努力すべきと考えております。 |